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日本バーナード・ショー協会 ホーム・ページ
Bernard Shaw Society of Japan
会長:大浦龍一 (大阪芸術大学)
事務局:〒352-8510 新座市菅沢2-1-28 十文字学園
女子大学教育人文学部文芸文化学科
落合真裕研究室
email: obssj@yahoo.co.jp


2025年10月29日
日本バーナード・ショー協会2025年12月大会
日 時:12月6日(土)13:30 ~ 16:30
場 所:京都府立大学下鴨キャンパス 稲森記念会館1階106号室
https://kyoto3univ.jp/wp-content/uploads/2014/03/9f63963265fc8a11bf2b70e4ddc9b848.pdf
会場は京都駅から市営地下鉄烏丸線(国際会館行き)で15分ほどの北山駅で下車、南へ徒歩5分ほどのところにあります。
役員会 :12:30 ~ 13:30
開会式 :13:30 ~ 13:40
研究発表:13:40 ~ 16:30
松本承子氏 :男女の三角関係の原型:Candida における「情事」について
The Prototype of a Love Triangle: The “Affair” in Candida
森川 寿氏 :『不適切な結婚』――フェミニズムと「ウサギ小屋」の欲望――
Misalliance –– Feminism and Desire in the “Rabbit Hutch”
山口美知代氏:Mrs Warren’s Profession 観劇報告
On Mrs Warren’s Profession at the Garrick Theatre
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懇親会を大会終了後(17:00~19:00)に開催します。会費は6,000円です。
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大会の出欠を11月29日(土)までに、Eメールで下記にご連絡ください。
日本バーナード・ショー協会事務局 E-mail:obssj@yahoo.co.jp
お知らせ
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次回の協会行事は2026年7月大会を十文字学園女子大学で開催する予定です。発表者を募集します。
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2025年度会費を納入してください(5,000円、ただし学生及び年金生活者は3,000円)。協会の領収書をご入用の方は、払込取扱票通信欄にその旨を御記入ください。
ゆうちょ銀行振替口座:00800-7-118554、加入者名:日本バーナード・ショー協会
男女の三角関係の原型:Candida における「情事」について
The Prototype of a Love Triangle: The “Affair” in Candida
松本承子
2023年12月の発表で、ショーの短編劇『彼は彼女の夫にどう嘘をついたのか』と『情熱、毒、石化』にみる「情事」について発表した。その続きで、『カンディダ』が先の2作品の原型であると思い、本発表ではカンディダにおける『情事』を見ていきたいと思う。この作品の構造は三一致の法則で描かれる。ショーは「情事」を描く時、三一致の法則を使う傾向がある。『彼は彼女の夫にどう嘘をついたのか』、『情熱、毒、石化』、『結婚しかけて』同様に三一致の法則で描かれる。『カンディダ』の場面は牧師館の居間、時は朝から夜の14時間程の時間内で、話の筋は主役のカンディダを巡る二人の男、夫であり牧師のジェームズ・メーヴァ・モレルと彼女を愛する詩人のユジーン・マーチバンクスの愛の物語である。本発表でもなぜショーが「情事」を描く時、三一致の法則を使うのかを登場人物同士の関係性、愛、カンディダの選択に焦点を当て考察したいと思う。
『不適切な結婚』――フェミニズムと「ウサギ小屋」の欲望――
Misalliance –– Feminism and Desire in the “Rabbit Hutch”
森川 寿
『不適切な結婚』Misalliance (1909)は多面的な作品である。まず、前作『結婚しかけて』Getting Married (1907-08)と同様、幕の切れ目なく続く「討論劇」である。次に随所で笑いを誘うファルスでもある。フェミニズムの要素も顕著で、飛行士のサーカス芸人リーナ・シュチェパノヴスカは、ショーが描いた最も解放された女性と評価する声も多い。一方、ギリシャ古典悲劇の影響を指摘する先行研究もあり、特にエウリピデスの『バッコスの信女』に類似点がある。さらに、ドリーム・プレイとしてフロイトを援用した分析もなされている。リーナは成り上がり中流階級タールトン家を因習的欲望に満ちた「ウサギ小屋」と呼ぶが、その家の束縛に反抗する娘ハイペイシャには、バッコスの信女たちの奔放さやフロイトの夢判断に頻出する性衝動が見られる。本発表では、フェミニズムとディオニソス的エネルギーを中心に『不適切な結婚』を分析する。
Mrs Warren’s Profession 観劇報告
On Mrs Warren’s Profession at the Garrick Theatre
山口美知代
本発表は、2025年7月にロンドンのウェストエンド、ギャリック・シアターで上演されたMrs Warren’s Professionの観劇報告である。今回の上演は原作戯曲を短縮したものであったが、上演に使用された脚本が出版されているため、原作との異同を照合し、どのような改編がなされたかを明らかにする。あわせて主要な劇評を紹介し、ロンドンにおける受容の傾向を検討する。 さらに、Mrs Warrenの言葉遣いに注目し、その発音および文法上の特徴を分析した