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 日本バーナード・ショー協会  ホーム・ページ

                 Bernard Shaw Society of Japan

        会長:大浦龍一  (大阪芸術大学)

       事務局:〒352-8510 新座市菅沢2-1-28 十文字学園

            女子大学教育人文学部文芸文化学科

​            落合真裕研究室 

               email: obssj@yahoo.co.jp 

      

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 日本バーナード・ショー協会2026年7月大会

 

日 時:7月25日(土)14:00 ~ 16:00

場 所:十文字学園女子大学巣鴨サテライト 

    サテライト教室は十文字中学・高等学校の敷地内にあり、構内図の「カフェテリ

    ア」と書かれた部分の5階にあります。

    大塚ルートは急坂があるので、巣鴨ルートをお勧めします。

    土足のままの入室不可のためスリッパ要着用。スリッパはサテライト入口

        (1階)の下足箱の中にあるものをご利用ください。

役員会:13:00 ~ 14:00      

総 会:14:00 ~ 14:10

研究発表:14:10 ~ 16:00

発表者と発表題目

 

森岡 稔氏 :バーナード・ショー『シーザーとクレオパトラ』をユング心理学で読み解く――クレオパトラにおける「個性化」のプロセス――

A Jungian Reading of Bernard Shaw’s Caesar and Cleopatra:

The Process of “Individuation” in Cleopatra

 

森川 寿氏 :ショーを巡る結婚あれこれ

(Mis)marriages in and around Bernard Shaw’s Life and Works

 

大浦龍一氏 :機関誌GBSに見る日本バーナード・ショー協会の55年

Fifty-Five Years of the Bernard Shaw Society of Japan Through Its Journal GBS

 

  • 懇親会を大会終了後に開催します。詳細は後日ご連絡します。

  • 大会および懇親会の出欠を7月18日(土)までに、Eメールで下記にご連絡ください。

     日本バーナード・ショー協会事務局 E-mail:obssj@yahoo.co.jp

 

お知らせ

  • 日時、場所は未定ですが、12月大会を開きたいと思っています。研究発表をご希望の方は、ぜひ事務局までご連絡ください。ご連絡をお待ちしております。

  • 現会員の方は、2026年度会費を納入してください(5,000円、ただし学生及び年金生活者は3,000円)。協会の領収書をご入用の方は、払込取扱票通信欄にその旨を御記入ください。

  • ゆうちょ銀行振替口座:00800-7-118554、 加入者名:日本バーナード・ショー協会

研究発表概要

① バーナード・ショー『シーザーとクレオパトラ』をユング心理学で読み解く

   ――クレオパトラにおける「個性化」のプロセス――

    A Jungian Reading of Bernard Shaw’s Caesar and Cleopatra:

    The Process of “Individuation” in Cleopatra                  

                                           森岡 稔

 

George Bernard ShawのCaesar and Cleopatra(1898)は、古代ローマの英雄カエサルとエジプトの女王クレオパトラという歴史的人物を題材にした「歴史劇」である、だが作品は、単なる「歴史劇」にとどまらず、軽妙な対話と風刺に満ちた文体の中に、ショーの知性と批評精神が凝縮されているものとなっている。ショーはこの作品で、シェイクスピアのように「情熱に溺れるアントニーとクレオパトラ」といった描き方をしたのではなく、「超人(偉大な教育者)」としてのシーザーと、「未成熟な少女から女王へと変貌する」クレオパトラといった描き方をした。しかも、この作品で描かれたクレオパトラの「人間としての成長」は、ユング心理学でいう「個性化過程=自己実現」に他ならない、という見方ができる。

ショーが提唱した「創造的進化論(Creative Evolution)」は驚くほどグスタフ・ユングの「分析心理学」に似ている。ショーの「創造的進化論」の「ライフ・フォース(生命力)」とユングが提唱した「リビドー(心的エネルギー)」の概念。ユングにとってリビドーは「自己実現」に向かう普遍的な「生命エネルギー」であった。両者とも、その根底には「生命や精神は、既存の枠組みを超えて、より高次な段階へと向かおうとする内発的な力を持っている」という強い確信が流れている。

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 ショーを巡る結婚あれこれ

  (Mis)marriages in and around Bernard Shaw’s Life and Works

                                              森川 寿

 

両親の風変わりな結婚生活を見ながら育ったバーナード・ショーにとって「人はなぜ結婚するのか」とは、彼が人生で最初に直面した問題の一つであった。5編の小説のうち4編で主人公は結婚しなかったり結婚しても失敗に終わったりしている。29歳で初めて性交渉を経験すると、ショーは相手に支配されるのを恐れて結婚から逃げ回って「フェビアン協会のドン・ファン」と呼ばれるようになる。私生活を反映してか、劇作では「逃げる男と追いかける女」のパターンが繰り返し登場する。ところが、1896年1月にアイルランド出身の裕福な女相続人シャ―ロット・ペイン=タウンゼントに出会うと、二人は急速に親しくなる。途中紆余曲折があったが、1898年6月1日、ついに二人は結婚する。ショーはどうして「年貢を納める」気になったのか、本発表では、作品や手紙からの引用を交えつつその経緯をたどり、彼の結婚への考えを検証したい。

③ 機関誌GBSに見る日本バーナード・ショー協会の55年

  Fifty-Five Years of the Bernard Shaw Society of Japan Through Its   Journal GBS

                                             大浦龍一

 

1971年11月27日に日本バーナード・ショー協会の前身の日本ショー協会の設立総会が、早稲田大学大隈会館で開催された。それから月日は流れ、本年は55周年にあたる。ところで、協会設立40周年にあたる2011年には、〈創立40周年記念〉『バーナード・ショー研究』12号が刊行され、小木曽先生が「日本バーナード・ショー協会の40年」を寄稿された。また、同年に森川先生がInternational Shaw Conferenceで "40 Years of the BSSJ"と題して発表された。しかし、50周年にあたる2021年には、コロナ禍でそれどころではなくなっていたのである。

一方、機関誌GBSは翌1972年11月にNo. 1が発行された。その後、発行されなかった年もあったが、本年No. 49、そして来年No. 50が発行予定である。協会も機関誌も本年、来年と区切りの年を迎える。そこで、今回は機関誌GBSの紙面の変遷を中心に据えて、そこから見える協会の歴史を探ってみたい。

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