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日本バーナード・ショー協会 ホーム・ページ
Bernard Shaw Society of Japan
会長:森川 寿 和歌山工業高等専門学校名誉教授
事務局:大浦 龍一方 〒353-0007 志木市柏町3-3-31-203
email: obssj@yahoo.co.jp
会長 森川 寿
事務局 353-0007 志木市柏町3-3-31-203
大浦龍一方
Tel : 048-473-1303 E-mail : obssj@yahoo.co.jp
郵便振替00800-7-118554
2019年度 日本バーナード・ショー協会春季大会
日 時:6月8日(土)13:00 ~ 16:30
場 所:十文字中学・高等学校本館1階会議室 https://js.jumonji-u.ac.jp/about/access/
昨年までの巣鴨サテライト教室と同じ敷地内の別の建物にあります。正門を入って
直ぐの守衛所のある建物です。
大塚ルートは急坂があるので、巣鴨ルートをお勧めします。
土足のままの入室不可のためスリッパ要着用。スリッパは入口の下足箱の中にあ
るものをご利用ください。
役員会:12:00 ~ 13:00
総 会:13:00 ~ 13:30
研究発表:13:30 ~ 16:30
Nicholas R. Williams氏:Shaw argues for the sanity of art balanced by greater
self-discipline
山口 美知代氏:The Millionairessの版による異同について
On textual differences of The Millionairess
大浦 龍一氏・阿部 薫子氏:戦後日本バーナード・ショー戯曲上演史
A History of Bernard Shaw’s Plays in Postwar Japan
* 懇親会を大会終了後(17:00~19:00)に開催します。会費は6,000円です。
* 出欠を5月31日(金)までに、Eメールもしくは葉書で下記にご連絡ください。
大浦 龍一:〒353-0007 志木市柏町3-3-31-203 E-mail:obssj@yahoo.co.jp
お知らせ
* 第5回バーナード・ショー・セミナーを2019年9月28日(土)に熱海市で開催を予定しています。現在、テーマおよびパネラー希望者を募集中です。皆様からのご提案をお待ちしています。
* 2019年度会費を納入してください(5,000円、ただし学生及び年金生活者は3,000円)。協会の領収書をご入用の方は、払込取扱票通信欄にその旨を御記入ください。
ゆうちょ銀行振替口座:00800-7-118554、加入者名:日本バーナード・ショー協会
発表内容
Nicholas R. Williams :
Shaw argues for The sanity of art balanced by greater self-discipline
Shaw’s essay The Sanity of Art (1908) was first commissioned as a polemic, A Degenerate’s view of Nordau (1895). Its target was Max Nordau’s moral diatribe on late nineteenth century art, which was published in English as Degeneration (1893). The Sanity of Art was revised to include a discussion of society and art. Shaw’s address to a young idealist argues for greater self-discipline among those most influenced by the developments in music, painting and literature. But his arguments in favor of this new art are what would most interest the reader today.
The Millionairessの版による異同について
On textual differences of The Millionairess 山口 美知代
The Millionairessの翻訳過程で気が付いた版によるテキストの異同について報告する。この作品はConstable社から1936年に初版が出版されたのち、1938年に改訂版が出版され決定稿となった。Bodley Head版やPenguin版はConstable1938年版に基づいている。本発表では、Constable 1936年版とBodley Head版の異同を確認する。 また、The Millionairessは、福田恆存の翻案劇では『億万長者夫人』と訳されているが、今回の翻訳では他の邦題を考えたい。millionaire の女性形であるmilionairessであることを生かしつつ可能な邦題を考える。
戦後日本バーナード・ショー戯曲上演史
A History of Bernard Shaw’s Plays in Postwar Japan 大浦 龍一・阿部薫子
故升本匡彦教授の「日本におけるバーナード・ショー(2)―上演目録―」(名古屋大学教養部紀要第11輯、1967年)は、日本におけるバード・ショーの受容を演劇史的に考察する上で欠かせないものである。しかしながら、1970年代以降の上演については手付かずのままで残されてきた。また、従来の新劇中心の演劇史から商業演劇や周辺ジャンルを含めたより幅の広い今日的な視点に立つと、升本教授の精緻な調査にも翻案劇などに補完の余地があると思う。そこで、この上演目録の続編作成および補完を目的とした大浦龍一と阿部薫子による共同調査研究を立ち上げた。
本発表では、共同研究の中間報告として戦後のショー戯曲上演に関する調査研究の成果の一部を披露したい。